ウイルス不活化試験

ウイルス不活化試験

新型コロナウイルス流行により改めてウイルスの消毒・不活化に注目が集まりました。 私たちは安価で気軽に開発品をテスト出来る環境を作り、お客様の製品づくりをお手伝いします。

試験について

ウイルス不活化試験は、ウイルスが感染力を失うように処理される過程を評価するための試験です。この試験は、感染症対策や消毒剤・洗浄剤・抗ウイルス素材の開発において重要な役割を果たします。

安全な環境で実施するために、ウイルス不活化試験は当社のP3レベル陰圧実験室内にて以下の手順で行われます。

検査概要

試験ウイルスを培養し、感染力の評価をする
試験品とウイルス培養液の指定時間接触
接触した液をウイルスが増殖する細胞へ接触
液を除去し、細胞を数日間観察しながら培養
細胞の状態を顕微鏡観察し細胞変性効果を確認
計測し解析した結果をレポート

ウイルス不活化試験方法について

ウイルス不活化試験はTCID50で試験し、得られた結果からウイルスの感染力がどの程度低下したかを評価します。またどのような材料及び手順で行ったかを詳細レポートにし、ご依頼者様へご報告いたします。

試験可能なウイルス種

インフルエンザウイルス(H1N1)、ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替ウイルス)、新型コロナウイルスなど